書類選考や面接を行う際に、履歴書と職務経歴書の提出が必要になることがありますが、パートタイムの面接でも必要になるのでしょうか?
今回は、職務経歴書を書いたことがない人や、何を書けばいいのかわからない人にむけて、パートタイムの職務経歴書の書き方について解説します。職務経歴書の書き方見本もご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
職務経歴書とは、自分の職歴やスキルをまとめた書類のことです。履歴書は、自分のプロフィールを記載する書類なのに対し、職務経歴書はこれまで経験してきた仕事や身につけたスキル、資格などを記載します。
職務経歴書では自分の強みや人物像などを、応募先にアピールすることができるため、採用を判断する上で重要な書類となるのです。
職務経歴書は、正社員の面接の際に提出が必要となるケースが多いですが、応募先から提出を求められた場合は、パートタイムでも職務経歴書を作成します。
また、アピールしたい資格を保有している場合、活かせるスキル・経験がある場合は、職務経歴書を作成して面接で提出しても良いでしょう。
職務経歴書は履歴書ほど決まった型というのはないため、自分で作成するのが一般的です。どのようにまとめればいいのかわからない人は、市販の職務経歴書を購入したり、テンプレートをダウンロードして記入しましょう。
基本的には、A4サイズの紙1〜2枚程度にまとめて、手書きではなくPCで作成します。
職務経歴書
20xx年x月x日
(名前)
【職務要約】
コーヒーチェーン店のパートタイマーとして3年間、接客やドリンク作りなどの業務を担当しました。2年目からはリーダーとして、新人スタッフの指導を行うようになり、在庫管理や発注業務などの店舗運営に関する仕事も任されるようになりました。
【職務経歴】
○○株式会社 20xx年xx月~20xx年xx月
事業内容:コーヒーストアの経営、コーヒー関連商品の販売
資本金:200億円
売上高:2,000億円(20xx年)
従業員数:5,000名
店舗数:1,000店舗
雇用形態:パートタイマー
【職務内容】
・接客業務
・ドリンク作成
・店内清掃
・在庫管理
・発注業務
・備品管理
・電話対応
・新人スタッフの教育
・レジの精算業務
【資格】
・普通自動車第一種運転免許(20xx年xx月取得)
【自己PR】
お客様の接客業務をはじめ、2年目からは新人スタッフの教育や在庫管理、店舗運営に関する業務を担当していましたが、そのなかでも一番やりがいを感じていたことはバリスタとしての業務です。コーヒーの淹れ方や豆の知識、ラテアートなどを学んだ結果、バリスタの知識やスキルを競う社内コンテストでは、ファイナリストに残ることができ、自分の自信につながりました。どんな仕事に対しても、目標を決めて真面目に取り組むことを心がけ、向上心をもって働くことを意識しています。
以上
職務経歴書では、これまでの自分の職歴やスキルをアピールすることがポイントです。「どんな活躍が期待できるか」という部分をイメージしてもらうためにも、職務経歴書は自分の強みを明確にし、丁寧かつわかりやすくまとめることを意識しましょう。