事務職の面接ではどのような質問がされるのでしょうか?志望動機や自己PRに加え、事務職ならではの質問や、アピールするべきポイントについても押さえておく必要があります。
また、面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれる、逆質問も事前に考えておかなければいけません。
今回は、事務職の面接対策に使える回答例や、逆質問の例をご紹介します。
「私は御社でバックオフィスとして社員を支える仕事をしたいと思ったため、応募をさせていただきました。御社の社風や職場環境は、他社にはない独自性があり、社員が安心して働ける理由だと認識しております。また国内外問わず活躍の場を広げる、御社のアグレッシブな経営方針にも魅力を感じています。
事務職の仕事に就くために、簿記の資格を取得いたしました。御社に貢献できる人材になるべく努力したいと思っています。」
「私の長所は、負けず嫌いな部分だと思います。自分でやると決めたことは、納得するまでやり通すことができるので、これまで様々な困難も乗り越えることができました。
短所は、負けず嫌いな性格が裏目に出てしまい、頑固な部分があることです。頑固さは自覚しているため、極力周りの意見をしっかり聞いたり、柔軟に物事を判断するように心がけています。」
「前職は営業事務として、2年間勤務しておりました。営業のサポート業務がメインで、見積書の作成やプレゼン資料の作成などを担当していました。」
「私は、PCスキルに自信があります。MOSの資格を取得したため、事務職で必要な書類作成や資料作成に活かすことができると思います。作業効率を上げたり、ミスを防ぐための業務マニュアルの作成などに活かしたいです。」
「5年後は、事務職としての知識やスキルを深め、幅広い活躍をしている予定です。そのためには、日々目標を設定し、周囲とコミュニケーションをしっかり取って、目の前の仕事に真面目に取り組むことを心がけたいです。また、後輩の育成にも携わりたいため、事務部門のリーダーとして活躍できる存在を目指したいです。」
・「勤務開始までに準備することや、やるべきことはありますか?」
・「キャリアアップ例を教えてください」
・「事務職の一日のスケジュールを教えてください」
・「事務職のやりがいや達成感はどのような時に感じられますか?」
・「具体的な仕事内容や、必要なスキルはありますか?」
面接の最後に、「何か質問はありますか?」と聞かれる場合があります。すぐに対応できるよう、面接の前にいくつか逆質問を考えておくようにしましょう。
逆質問では「仕事内容」や「キャリアアップ」「働く意欲を感じられる内容」が望ましく、給料や待遇のこと、またネガティブな内容は極力控えましょう。
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【例文あり】事務職の面接で好感を持たれる逆質問
面接は、清潔感を重視した身だしなみを心がけましょう。事務職の場合は、スーツもしくはオフィスカジュアルの服装が適しています。私服ではカジュアルすぎるので、できれば実際の勤務を想定した服装にしましょう。
ただ、企業によっても異なるので、事前に社内の雰囲気や職場環境をチェックしておくと安心です。
面接対策をするためには、質問を想定した回答を事前に考えておくことが肝心です。実際に口に出して答えることが大切なので、何度かシミュレーションをして練習してみてくださいね。