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【回答例あり】接客業の面接でマネしたい志望動機

【回答例あり】接客業の面接でマネしたい志望動機
 

来店したお客様を笑顔で迎えて対応する、接客業の仕事。接客業には、アパレル販売員、美容部員、飲食店の店員、コンビニ店員やレジャー施設のスタッフ、さらには美容師やエステティシャン、クリニックや企業受付のスタッフなども含まれます。そんな幅広い場で活躍できる接客業の仕事をするためには、面接で「いかに自分の熱意やスキルをアピールできるか」が勝負です。
今回は、接客業の面接で使える志望動機の回答例をご紹介します。

1、志望動機を考えるコツ

接客業の志望動機を考えるコツ
 

自己分析

志望動機を考え始める前に、まずは自己分析を行いましょう。自己分析は、長所と短所、得意なこと、スキル、過去の経験、アルバイト経験、これまでの仕事の実績などから自分自身を掘り下げて考える作業のことです。
自己分析をすると、自分の強みやアピールポイントが明確になり、志望動機を考える際に役立てることができます。

 

応募先の下調べ

応募先が何を行っている会社で、どのような仕事内容なのかを知るためには、入念なリサーチが必要です。企業理念、社風、事業内容、会社の規模や従業員の数、店舗数、コンセプトなど、細かく調べましょう。
応募先のことは企業のホームページやSNS、求人情報の募集要項などから把握できます。また、実際に応募先の店に行ってみると、店の雰囲気がわかるため参考になります。
応募先の下調べを行うことで、求める人物像やスキルが把握できるので、志望動機を考える際には必ず行いましょう。

 

具体的なエピソードを取り入れる

志望動機は「興味がある」「働きたいと思った」という理由だけでは、熱意を感じられません。面接官に好感を持ってもらうためには、具体的なエピソードを取り入れることがポイントです。
応募先で働きたいと思った理由や、接客業を志したきっかけなど、自分の中で一つエピソードを思い浮かべてみると、明確な志望動機を考えることができます。

 
 

2、志望動機を書くときの基本ルール

履歴書の書き方

好印象を与える志望動機は履歴書を書く段階からスタートします。まずは、履歴書の書き方マナーをおさえておきましょう。

 

<履歴書の書き方マナー>

・黒のボールペンを使用する
・枠内におさまるように記入する
・修正テープは使用しない
・空欄は避ける
・略字はNG(例:高校→高等学校)
・履歴書の使い回しはしない
・履歴書では「貴社」と書く

 

志望動機を書く基本ルール

志望動機を書く時は、簡潔にまとめるのがポイントです。簡潔にまとめるためには「結論→理由→意欲」の順に書くと、伝わりやすくなります。
まずは「応募先で働きたいと思ったきっかけや一番伝えたいこと」を書き、次に具体的なエピソードや志したきっかけを書きます。最後に、入社後の目標や意欲的な言葉で締めくくると、簡潔で熱意のある志望動機を書くことができるでしょう。
長々と書いても面接官に伝わらないため、エピソードは一つに絞り、3つの段落に分けて構成するイメージで書くことがポイントです。

 
 

3、シチュエーション別、志望動機の回答例文

社会人未経験から

「商品やブランドの魅力を伝えられる販売員になりたいと思い、応募を決意いたしました。御社の◯◯(ブランド名)は学生時代の頃から憧れている、大好きなブランドです。アルバイトをして貯めたお金で購入した服は、今でも大切にしています。
御社で販売員になるためには接客スキルが求められると考え、大学生の時に4年間カフェで働いて接客マナーやコミュニケーション能力を身に付けることができました。
多くのお客様の役に立てる販売員を目指したいです。」

 

業界未経験から転職

「アパレル業界の影響力や可能性に魅力を感じたことが、応募を決めたきっかけです。
以前は3年ほど美容部員の仕事をしておりました。化粧品の販売をする中で、美容とファッションは密接な関わりがあることに気付き、アパレルの仕事に興味を持つようになりました。
アパレル業界の経験はありませんが、これまでの接客販売経験を活かして、お客様のニーズに合った提案ができる販売員になれるよう精進いたします。」

 

同業界から転職

「前職はアパレル販売員として洋服や服飾雑貨の販売をしておりました。働く中で、次第に靴に興味を持つようになり、御社で靴の販売員を目指したいと考え、志望いたしました。
接客ではお客様の要望を丁寧にヒアリングした上で、商品の説明や提案を行うことを大切にしています。また、店内のディスプレイやレイアウトを担当し、売上が伸びない商品を人気アイテムと一緒にスタイリングを組んで店前に展示したところ、売上が◯%アップして、在庫を全て販売することができた実績があります。
これまでのアパレル販売員の経験を活かし、御社の売上に貢献できる販売員を目指します。」

 

ブランクから転職

「結婚前はホテルのレストランで5年間勤務しておりました。結婚・出産を機に退職し、再び飲食店で働きたいと思い、御社のカフェ店員の募集を見て応募をさせていただきました。
御社は親子で楽しめるメニューが豊富で、子どもが退屈しないような心配りがされた店作りが魅力だと認識しております。以前子どもと一緒に利用した際に、店員の方の接客やサービスに感動したことがきっかけで、私も御社のスタッフの一員になりたいと思いました。
ブランクはありますが、これまで培った飲食店での接客経験と子育て中のママの視点で、御社に貢献できる人材になりたいです。」

 

第二新卒から転職

「前職では食品会社の事務で働いておりました。社員のサポートをする業務にやりがいを感じてはいたものの、能動的に働ける接客業の仕事に興味を持ち、転職を決意いたしました。
御社のカフェでは、コーヒー豆の販売以外にもお客様の要望に合わせて豆の選定を行うなど、他店にはないサービスが魅力だと認識しております。前職で培った知識や経験を活かし、御社で活躍できるカフェ店員になれるよう頑張りたいです。」

 

アルバイトの場合

「御社のブランドの世界観に魅了され、私も販売員として働きたいと思い、応募を決意いたしました。
以前から御社のブランドをよく利用させていただいておりますが、商品の魅力や世界観はもちろんのこと、店員の方の接客スキルの高さに感銘を受けました。どの色を選べばいいか迷っていた時に丁寧にヒアリングをしてくださり、30分以上も親身になって相談に乗っていただいた経験があります。
私もお客様の悩みに寄り添って、適切なアドバイスやスタイリングの提案ができる販売員になりたいと思います。」

 

パートの場合

「これまでレストランのホールで接客業務をしておりましたが、子どもが中学生になり働ける時間や日数を増やしたいと思い、応募をさせていただきました。
週に一度は必ず利用する御社のカフェでは、時間帯によってお客様の年代に違いがあり、店内の雰囲気もガラッと変わることに気が付きました。ただ店員の方は常に温かく、どの年代のお客様に対しても親切で丁寧な接客をされていることが印象的で、私もその一員となって働きたいと思うようになりました。
笑顔で温かくお客様を迎えられる店員を目指したいです。」

 
 

4、志望動機のNG例

「学びたい」

志望動機では「御社で働きながら学びたいです」とアピールしがちですが、学びたいという姿勢は、面接官によってはよい印象を持たない場合もあります。
応募先に「どのように貢献したいのか」「どんな志しを持って働くのか」をアピールできる志望動機を考えましょう。

 

「給与や福利厚生がよかった」

仕事を探す時は、給与や福利厚生をチェックすると思いますが、それを志望動機にするのは避けましょう。応募先の社風や事業内容、企業理念やキャリア形成などを理由にした、働く意欲や熱意が伝わる志望動機が好感を持たれるポイントです。

 
 

5、志望動機についてよくある質問

接客業の志望動機についてよくある質問
 

自己PRと何が違う?

志望動機は「応募先で働きたいと思った理由やきっかけ」を伝えますが、自己PRは「自分の強みやスキル」をアピールする意味があります。応募先で働くにあたって活かせる強みやスキルを、具体的なエピソードや実績を交えて伝えましょう。

【関連リンク】
【例文あり】接客業の面接で好印象な自己PR

 

行ったことがない店の志望動機

面接を受ける前に応募先の店を利用するのが望ましいですが、どうしても難しい場合は、事前のリサーチを入念に行う必要があります。
応募先のホームページやSNSなどをチェックして、店のコンセプトや客層、店の歴史や特徴などを細かく調べ、魅力に感じた部分や共感できることを書き出してみましょう。
応募先をよく知ることで、明確な志望動機を考えることができます。

 

最適な話す長さは?

志望動機は長すぎても短すぎてもよくありません。目安としては、1〜3分程度におさまるようにするのがマナーです。
一般的に1分間で話せる文字数は、250〜300字程度と言われています。そのため、志望動機は250〜900字以内にまとめるようにしましょう。

 

志望動機を使いまわしても問題ない?

志望動機は、応募先ごとに変更しなくてはいけません。応募先によって事業内容や企業理念も異なるため、それぞれにマッチする志望動機を考えましょう。

 
 

6、面接対策

面接の事前準備

・応募先の下調べ
・面接のシミュレーション
・面接日時や場所の確認
・履歴書や職務経歴書を用意する

 

面接時のマナー

・口頭では「御社」と言う
・面接時間の5〜10分前に到着する
・受付スタッフに声をかける(店舗の場合は店舗スタッフに声をかける)

 

入退室のマナー

・入室時はドアを3回ノックする
・「失礼いたします」と言ってから入室する
・面接終了時にはお礼の言葉を伝える
・退室時は「失礼いたします」と言ってお辞儀をして部屋を出る

 

身だしなみのマナー

・応募先のイメージに合う服装
・清潔感を意識する
・ナチュラルメイクが好ましい

【関連リンク】
接客業の面接に適した服装・髪・メイクなど身だしなみのマナー

 
 

7、まとめ

【回答例あり】接客業の面接でマネしたい志望動機まとめ
 

接客業にはコミュニケーション能力が求められるため、応募者の受け答えや表情を細かくチェックされています。特に志望動機は自信を持って、堂々と答えられるようにしておきましょう。