事務職は女性に人気の仕事ですが「面接を受けても受からない」とお悩みの人も多いのではないでしょうか?面接に落ちるのには、必ず何かしらの理由があります。まずはその理由を探って、面接対策に活かすことが肝心です。
今回は、事務職の面接に落ちる人の特徴と理由を解説します。
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応募先が求める条件と合わなかった場合、残念ながら不採用になるでしょう。いくら面接での受け答えが完璧で手応えがあったとしても、応募先が「求める人材に適さない」と判断したら、採用されることはありません。
例えば応募先が「フルタイム勤務ができる人材」を求めているのに、応募者が「週3日のパート勤務希望」だったら、採用の基準を満たしていないため面接に落ちてしまいます。
応募先の求める人物像や求人募集の条件などの下調べを怠ると、不合格になりやすいため注意しましょう。
・勤務時間や条件が合わない
・社風に合わない
・業務内容を理解していない
・スキル不足
・経験年数が足りない
・年齢や学歴が条件に合わない
一般常識やマナーがない人は、事務職に限らず、どの面接でも不採用になりやすいでしょう。挨拶や言葉遣い、立ち居振る舞いなど、社会人としての基本的なマナーがあるかどうかを、面接官は細かくチェックしています。
そのため、面接中の受け答えや挨拶、入退室などは特に注意しましょう。
面接を受ける前に、必ず応募先について下調べを行う必要があります。応募先の企業理念や事業内容、社風や業務内容などは事前に下調べをした上で、面接を受けなくてはいけません。
これらを怠ると働く熱意が面接官に伝わらず、不合格になりやすいでしょう。
コミュニケーション能力というと、接客業に必要なスキルのイメージがありますが、事務職にも求められます。社員と積極的にコミュニケーションをとって仕事を進めなくてはいけないため、円滑にやりとりができないと仕事に支障をきたしてしまうからです。
そのため、面接で「目を見て会話ができない」「愛想がない」「印象が悪い」などの特徴がある応募者は、コミュニケーション能力がないと判断されて不採用になるでしょう。
「事務職は特別なスキルや経験がなくても働ける印象があり、仕事内容も簡単そうなので応募しました」
志望動機は働く熱意を伝える、重要な質問回答です。事務職はスキルや経験がなくても働ける仕事ではあるものの「簡単そう」「楽そう」などの志望動機は、やる気を感じられないため不採用になります。
面接官が「採用したい」と思う、熱意や意欲が感じられる志望動機を答えましょう。
「長所は特に思いつきません。短所は、飽きっぽい性格なので仕事が1年以上続いたことがありません」
長所と短所は、面接でよく聞かれる質問です。自分を客観視できているかをチェックするための質問なので、長所と短所は明確に答えられるようにしておきましょう。
短所はネガティブな内容で終わらせるのではなく「短所を克服するためにどんな努力をしているか」まで答えられると、好印象を与えることができます。
「自信を持って言えるスキルや資格はないので、特にありません」
自己PRは自分の強みやアピールポイントを伝えるチャンスです。これまでの経験や前職で培ったスキルなど、自己分析を行って応募先で活かせることを見つけましょう。
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面接に落ちないようにするためには、事前の準備や対策が肝心です。応募先の下調べや自己分析、面接のシミュレーションなどを行い、自信を持って面接を受けられる状態にしておく必要があります。
何社も面接を受けたのに落ち続けてしまう人は、何かしらの原因があるはずです。面接に落ちた理由を探るためには「受け答えはきちんとできていたか」「志望動機は熱意が伝わる内容だったか」「面接マナーは正しかったか」などを、一つずつ分析します。
落ちた理由を探って改善点を考えれば、次の面接に活かすことができるため、不採用のループから抜け出すことができるでしょう。
事務職の面接に受かるためには、事前の面接対策が必要不可欠です。何社も面接を受けても落ちてしまう人は、自分を客観視して何が問題なのかを洗い出すことから始めましょう。
面接対策を入念に行えば、面接に受かる確率も高くなります。ぜひご参考にしてみてくださいね。