事務職の面接日程を決めるために、応募先企業とメールでやりとりを行う場合があります。メールでやりとりを行うとなると、ビジネスマナーやビジネスメールの知識が必要になりますよね。
今回は、事務職の面接の日程調整の際の、返信メールのマナーや例文をご紹介します。
自己PRは、「自分の強み・スキル・経験」をアピールするものです。事務職の仕事に活かせる自分の強み、スキルや経験を、具体的なエピソードを交えて答えるようにしましょう。
自己紹介は、「名前・年齢・学歴」などのプロフィールにあたる部分です。志望動機は、「なぜここで働きたいと思ったか」という、働きたいと思った理由や意欲を伝えるものになります。それぞれの違いを正しく把握して、面接で自分をアピールできるようにしましょう。
自己PRを考える際には、まずは自分の性格を分析をしてみましょう。長所と短所を知ることで、自分のアピールできる部分を見つけることができます。自分で考えるのが難しければ、家族や友人の意見も取り入れて、客観的に分析することがポイントです。
学生時代のアルバイト経験や部活動などの、自分が経験してきたことも自己PRを考える時の材料になります。これまでの経験を振り返って、何を学びどのようなことを感じたのかを、考えてみましょう。
事務職はデスクワークのため、パソコンスキルや事務処理能力などがあると採用に有利になります。これらの経験があったり、関連する資格を取得している場合は、自己PRに取り入れてみましょう。
応募先企業の仕事内容や企業理念について、事前に調べることも大切です。応募先企業のことを知らないことには、志望動機や自己PRを考えることはできないため、求人情報に掲載されていることをよく読み、企業のホームページをチェックして、どのような企業であるかを正しく把握しましょう。
「私は小学生から高校生まで、水泳を習っていました。途中で辞めることを考えた時もありましたが、”継続は力なり”という言葉を信じ、目標を持って練習を続けた結果、高校生の時に地区大会で一位になることができました。
水泳を続けたおかげで、向上心や継続力を身につけることができました。御社に入社できたら、これまでの経験や学んだことをもとに、どんな仕事に対しても目標を持って取り組みたいと思います。」
「大学生の頃に、カフェでアルバイトをしておりました。初めてのアルバイトで最初は失敗することも多かったですが、優しい先輩や店長、常連さんのお客様が温かく受け入れてくださり、大学を卒業するまでの4年間続けることができました。
御社では、様々な人や部署の方と連携をとって働く必要があると認識しております。アルバイト経験で身についたコミュニケーションスキルを活かして、事務職の一員として役に立てるようになりたいです。」
「前職では営業事務として5年間勤務しておりました。営業事務では、書類作成や資料作成などの事務作業が多いですが、営業のサポートをしたり営業に同行することもありました。営業が仕事をしやすい環境を作ることや、タスク管理も得意になり、大きなプロジェクトに関するプレゼン資料作りを任されたことが、自分にとっての大きなやりがいを感じた出来事です。
御社では、これまでの営業事務の経験を活かして、即戦力となって活躍できるようになりたいです。」
「私は3年ほど、事務職の経験があります。書類作成やデータ入力、備品管理やお茶出しなどの、一般事務に関する業務を任されていました。事務職は地味な仕事と思っておりましたが、社員の仕事の効率が上がるように、見えない部分でのサポートや先回りをして行動する、まさに縁の下の力持ちのような仕事だと実感しました。
よく「◯◯さんがいないと仕事が成り立たないよ」「いつも細かなことに気づいてくれてありがとう」などの感謝の言葉をいただくことが多かったため、事務職に関しては誇りを持って取り組む自信があります。
御社ではこれまで以上の活躍ができるよう、日々精進できるように仕事に真面目に取り組んでいきたいと思っております。」
事務職の面接に受かるためには、自己PRで自分の良さや強みをしっかりアピールすることが肝心です。ご紹介した例文を参考に、面接対策をしてみてくださいね。